kizamisyokuの日記

妻と子の三人暮らし。高齢者福祉の相談員をしてます。趣味で筋トレ、バドミントン、お酒など。

老健の仕事 入所不可の事例

今日は入所の判定会議を2件おこないました。

 

そして、2件とも断ることとなりました。

 

1件目はすでに別の老健ロングショート利用中だが、中長期的に見てくれる老健を探してると

 

これに関しては、うちは在宅強化をとってるので中長期的な入所が確約できないことからお断りということとなりました。

 

もう一件が、病院入院中だが急性期は過ぎてて退院とのことだが、同居の家族も骨折して自宅療養中。ショートで受け入れてもらえないかというのでしたが

 

本人の栄養状態悪い、インシュリンしてたりを理由にお断りをすることに…

 

栄養状態悪いは医療連携の可能性が高いことから在宅復帰を目指す施設という本来の役割が全うできないこと

 

インシュリン老健は医療費がまるめなので、実施できないことはないが、医療費まるめが理由でダメだったんですね。つまり、老健でほとんどの医療費も薬も負担しなさいよということになってるんめ、経営面において収支の採算が合わないんですね。24時間看護師が常駐してるけど対応できない理由はこれですね。

 

もちろん、インシュリンでも受け入れてくれるところもあると思いますが、期間限定とか、定員枠があったりするところがあるのかなといった印象です。

 

老健としてありがたい事例は

 

薬価が安い、介護力がある、経済力がある、家族の理解がある、介護の手間が少ないなどが挙げられます

…まずいないですけどね笑

だって、上記のような人だったら老健入らなくても、家でみれますもんね笑

 

まあでも、

介護力がある。

経済力がある。

本人の身体はまだ元気。トイレとか自分のことは自分でできる。

 

の、どれかひとつでもあれば、在宅復帰の話はなんとか提案できると勝手に考えてます笑

 

介護力があれば家で介護できるし

経済力があれば家に代わる施設を紹介できるし

身体が元気ならお金があるなら施設、ないなら家で介護…

と言った提案になるわけです。

 

話が脱線しましたが、入所不可の理由は他にもたくさん?あるのですが、今日の2件は入所不可の案件だったというわけです。

 

なかなか上手いこといきませんが、めげずに利用者獲得をしていこうと思います。